突然ですが、卵巣嚢腫で手術した話【第2章】入院から手術当日まで

顎変形症の矯正日記ですが、少しの間だけ話題がそれます。卵巣嚢腫と診断され、手術を受けるまでのお話です。ソーリー。

卵巣嚢腫の手術は、開腹か腹腔鏡か選べる場合が多く、どちらにするかは本人の希望で決められる。開腹は、目視で作業できるため手術時間がやや短い、入院期間が3日くらい長い、下着を履けば傷が隠れる。腹腔鏡は、手術時間がやや長い、入院期間が短くて済む、へそに穴が開くので傷が目立つこともある。両者の違いはこんな感じで、わたしは傷が目立つかどうかよりも術後痛いのが嫌だったので、回復が早い腹腔鏡を選択した。

手術前日の午前中に入院。5泊6日。術後4日目で退院の予定だ。コロナの影響で、術前検査とは別に胸部のレントゲンとPCR検査をしてから病棟へ。面会は原則禁止のため、病棟内はとても静か。家族とは荷物を整理し終えたところでお別れした(オペ当日は付き添い可能)

手術前日のスケジュール

胸部レントゲンとPCR検査

昼食

下剤を飲む

除毛

診察(エコー、内診、マーキング)

夕食

シャワーして就寝

 

初めて飲む下剤。スポーツドリンクの粉を超絶濃いめに溶いた風味。飲みやすいが美味くはない。明日の手術よりも、数時間後にやってくるであろう下痢がとにかく怖かった。

ファンシーな容器。

 

結論をいうと、想像していたような腹痛やギュルギュルはなく、穏やかな効き目のものだったのだが、飲んだ当日から翌朝にかけてトイレには5回〜6回くらい行った。手術開始時間までトイレ行き終わるかなと不安になった。

手術当日。弾性ストッキングを履き、手術衣に着替えた。招集されたので、担当の看護師さんとオペ室へ。オペ室前で、看護師さんが気遣って「緊張します?」と聞いてくれた。「大丈夫です(えへへ)」強がったのではない。マジで緊張しないのだ。なんせ1年半で3回目のこの感じ。病院は変わっても大体似たような景色だ。なんなら軽い懐かしみすら感じる。

オペ室はオルゴール調の音楽が流れていた。入院前のオリエンテーションで手術中に流して欲しい音楽のリクエストができたことを思い出した。ポップスとか、クラシックとか、ざっくりとしたジャンルがいくつかリストにあった。どうせ即寝てしまうし、「なんでもいいです(えへへ)」と答えていた。本当はゴリゴリのHIPHOPが一番落ち着くんだけど、そんなものはもちろんリストにはなかった。

手術が終わったのだろうか。デジャブかと思うほど、前回までの手術と同じ言葉が飛び交っていた。「どこか痛いところありますか?」と聞かれて「ここらへんがぁ…」と言ったのもそう。胸に貼られていた何かを剥がした時に聞こえた「あれ、ここ赤くなってるね」という声もそう。(やっぱりぃ〜?)と思った。もしかして、テープでかぶれるタイプなのかな。3回聞いてるんだからきっとそうだよな。

ガタガタ震えると看護師さんが電気毛布をセットしてくれた。もちろんこれも前回同様。全身麻酔の後は必ず、マンガみたいにガタガタする。そのまま朦朧として、病室に戻されると母が待っていた。目を開けると吐き気なし。むしろfeel so good.

脚には弾性ストッキングの上からエアーマッサージャーがついている。母とひとことふたこと会話して、眠りたくなったので帰宅を促す。

母がカーテンから出ようとしたので「ちょっと待って。尿管て、ついてる?」と聞く。当然ついているはずなのだが、ついている感触がないのだ。母がベッドの下を確認するとついているという。嘘だ!こんなことってあるのかい?なんの違和感もないなんて!

過去2回の顎の手術の時は術後尿管を3時間くらいつけていたのだが、尿管が入っているというのに尿意が半端ないし、違和感もエグく、心を無にして耐えるしかなかった。そんな尿管を、今回は翌日までつけなくてはいけないスケジュールでかなり憂鬱だったのだ。それがだ。尿意と違和感とは全く無縁の世界にいる。ヤバイ。この病院、尿管の魔術師おるやん!!大声でフォ〜と叫んで拍手を送りたい気分だった。

寝返りを打とうとするとズキュンと痛むお腹以外は特に気になることもなく、一晩中フットマッサージ機で脚をモミモミされながら、ぐっすりと眠って翌朝を迎えた。

痛みのレベルは、寝返りを打つ時に傷口が痛んで10点中5か6くらい。始めは腹筋が張り裂けるかと思ってびっくりしたけど、手すりを使ったりして少しづつ動けば頑張れるレベル。動かなければあまり痛みはないが、時々卵巣がチリチリと痛む。これが3くらい。追加で痛み止めの点滴を入れてもらうほどでもない。

1回目の下顎の矯正手術の方が何倍もキツかった。今思えば、ありゃ手術の中でもなかなかしんどい方なのかもしれない。あれを経験しているからか、今回の卵巣嚢腫の腹腔鏡手術はめちゃめちゃ楽に思えた。辛さ指数を数字で表すと下顎が10だとしたらオトガイが5、今回が3くらい。そんな感じ。

顎変形症の手術を終えたみんな、マジでおつかれ。オレたちよくやったよ。胸張っていこうぜ!




2 件のコメント

  • えりさんこんばんは☆ご無沙汰しております、もちこでございます。やっとスプリントの終わりが見え、先月からえりさんの術前矯正の記事を何回読むんだってくらい熟読し、今日から牛乳に浸したパンを食べるのかと震えながら歯医者に行ったらまだ装着せずをくりかえし、やっとこさ明日(おそっ)!とりあえず輪ゴムみたいのを歯につけ、翌週パラタルアーチ?その翌週は…何すんの?2本抜歯もあり、という3週連続工事ってところまで来ました。

    そんな中、卵巣嚢胞の手術をされたとはお疲れ様でした。1回目のオペ後が10でオトガイが5ってまたさらに震えました(笑)

    私も今年痔で死ぬほどの痛みに襲われ救急ダイヤルまで電話して、大騒ぎの末肛門科に駆け込んだら、まさかの痔と全く関係なく子宮腺筋症で服薬開始となりました。アラフォーともなると色々と出てきますね!私もえりさんの記事を励みにこれからも亀スピードで頑張っていきます!

    • もちこさん
      おおおっ、ついにブラケット装着までのカウントダウンが始まったのですね~!装置をフル装備して間もない時は、ひたすらに気になって、痛くて、こんな生活無理…と思ってましたが、たぶんワイヤーの太さを徐々に変えていく最初の半年くらい(特に3ヵ月くらい)が山だったように思います。3年目の今は痛みほぼないです。なので、はじめだけ、はじめだけはモーレツにしんどいと思いますが、頑張ってください!!ちなみにパラタルアーチをつけた段階で結構萎えます笑。活舌が死にますし。でも、頑張ってください!!!

      卵巣嚢腫の手術はイージーでしたね(ドヤ顔)とか言って、矯正手術の恐怖をあおるようですみません笑。私は下顎の手術が初手術だったので、どうしてもそれを基準にしちゃうんですが、きっと世の中にはもっとつらい手術もありますもんね。あと、人によっては矯正の手術もそんなにキツくなかったという感想の方もいるので、安心してください(何を)でも、痛い痛いって聞いてて実際痛くなかったパターンの方が救われるような気がします(何を)
      アラフォーになってから身体のほころびが確実に出始めました。婦人科系はほんと要注意ですよね。症状が出にくいですし。もちこさん、痔だと思ってたら子宮の病気だったとか!それは怖かったですね。しかも救急に電話するのは相当にお辛かったのだと御察しいたします。お互いに気をつけましょうね♡

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