なぁみんな。自分の噛み合わせ(噛む位置)を意識したことはあるかい?
私はなかったよ。矯正を始めるまで、全く意識しなかったし、そもそも噛み位置が間違っているとか、そんなことがあるなんてことも知らなかったよ。
私の矯正にオペが必要となる大きな理由のひとつは「開咬」があるからだ。開咬とは、噛み合わせが合っていない状態のことを言う。噛みしめても前歯が開いている状態だ。「オープンバイト」とも言う。
テレビを見ていると、ブルゾンちえみさんとか、開咬っぽいなと分かるけど、わたしは、「普通に」噛んでみた時、正面から見れば開咬っぽく見えないケースだと思う。

どう?そんなには分からないでしょ。しかしこれは自分で顎をずらして不正咬合をカバーしている状態らしく、
私の本来の顎の位置(顎関節が真っすぐ降りる位置)で噛んだ時のビジュアルがこれだ。

洞窟の奥からヒューヒュー風が吹いてきそうなくらい隙間が空いているだろう?そう、これを開咬というのだよ。
横から見てみよう。

どこで噛んどんねん!と自ら突っ込みたくなるレヴェルで噛み合っていない。
下から見てみよう。

きれーい。きれいに歯が並んだよね~。
でも隙間えぐ!
私の場合、いつからこの噛み合わせだったかは分からない。ただ、なんとなく、なんで私、前歯で袋とかタグとか噛みきれないんだろうとはずーーーーっと前から思っていた。
この正しい位置で噛んだとき、噛み合っているのは左側の奥歯1本か2本のみで、あとは噛んでいない。これを、自分なりに調整して、顎を前に出したり回転させたりしてなんとか咀嚼しているらしい。
まぁ確かにね。言われてみたら馬とかアルパカみたいに顎を回してもぐもぐしているし、カラオケの動画をみたら下顎をしゃくりながら歌っていたよ。
ヒトには、このように顎の位置を調整しようとする能力があるらしく、例えば、歯を1本失ったら、それに合わせた噛み位置を探してつくる。本来の位置ではないけれど、うまく適応させていくのだ。
その代償として、顎関節症や虫歯などを発症するものの、いつしかそれが自分にとって「正しい」噛み合わせとなり、本来の位置で噛んでと言われても全く分からくなる。
だから、検査や歯型をとる時が大変だ。「噛んで」と言われて噛む位置が毎回間違っているらしく、何度かやり直しをして、「これが正しい位置だから覚えて」と言われても、再現するのが難しい。検査に誤差が出るんじゃないかといつも不安だ。
オペが6月に決まった。
それに向けて、沢山の検査や準備があり、忙しくなる。入院の期間は1週間の予定なので、退院の翌日から会社へ行く気だったのだけど、
受付のお姉さんが、「大体の皆さんはオペ後1週間はお休みしてますね」と言っていた。
まじかよやべし。でも月末の経理やらないと会社が死ぬぅ~!
不安だらけでございます。
BBSや投稿へのコメントありがとうございます。顎変形症で悩んだり、辛い思いをしている方や、手術を乗り越えた方がいることに、コメントを見て励まされています。
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