えのき問題

1回目のワイヤー調整から3週間。

痛いね。

もちろん食べる時限定だけど、痛みって、ずっとあるのね。

私の場合、朝起きると、痛くなる部分が変わっていることが多い。奥歯が痛んだら、次は前歯が痛くなって、また奥歯が痛くなってというのを繰り返しているように思う。基本、前歯はずっと痛いのだけど、奥歯は痛い日と痛くない日がある。

痛みについてはもう、こんなもんかと諦めている。

痛くても、はぐはぐして、時間をかけて噛めば、大抵のものは食べられる。

しかし、痛みとは別に、やっかいな食べものがある。

それは、「えのき」だ。

えのきは、パラタルアーチっていうの?バンド(上の奥歯についている金属の輪)同士を結ぶ、上顎についてるワイヤーにひっかかって、えのきの半分が喉、半分が口の中、という状態になって、ンゴゴゴゴッってなる。

その時のえのきはまるで、『海猿』のダイスケくんばり。飲み込まれまいと、めちゃくちゃ粘る。唾を飲んだり、舌で外そうとしたりしても外れないから、結局手で取る。もし、私が食事中突然席を立ったら、脳内BGMを伊藤由奈のPreciousにチューンナップして、無言で送り出して欲しい。

麺もやばめだ。でも麺は、ある程度気を付けてよく噛んでから飲めば、海ザラない。麺はゆうても小麦の類であるから、元々は粉。噛めば粉に限りなく戻りゆく。

しかし、えのきは違う。キノコの細胞壁を甘く見てはいけない。併せてあのぬめぬめのせいで、よく噛んでいるつもりでも、口の中でつるりつるり、えのきの姿をとどめることが多いのだ。そもそもえのきを噛みちぎる能力に欠ける不正咬合者であるから、そらもう、ものすごい確率でンゴゴゴゴッってなる。

えのきはやべい。

えのき以外にも、長い繊維質のものには要注意だ。もやし、白菜、ニラ、糸こんにゃくなんかも危ない。つまり、やわらかくて、一見食べやすそうな鍋の具は、そのほとんどが矯正装置に絡まるから、私にとっては全然やさしくなどない。なるべく細かく切ってから調理すべし。

トップの画像は昨夜食べたパクチーもりもり豚しゃぶサラダ。豚肉はまんま1枚なんか使わないよ。細切れにする。下に敷いたもやしはまんまだけど、量を少なめに。プチトマトも半分に切って食べやすく。

パクチーはもう少し細かくちぎってトッピングするべきだった。